限定シュマンと焼菓子詰合せ(6種10個入)
ANoTHER IMPERIAL HOTEL(帝国ホテル)
季節ごとにさまざまなトッピングを施したケーキ「シュマン」と「焼き菓子」の詰め合わせセットです。「シュマン」とはフランスの田舎にある未舗装路のことで、「パティスリィ アサコ イワヤナギ」の岩柳麻子シェフが“みち”をデザインしたオリジナル菓子です。「シュマン-ANoTHER IMPERIAL HOTEL-」は、ケーキの生地やトッピングに白ごまを使用し、ごま餅、生チョコレート、アーモンドなどがシックにあしらわれています。さらに、定番の「マドレーヌ」や「サブレショコラ」など、食感や味わいの異なる5種の焼き菓子が一緒に届きます。シンプルでありながら上品なギフトボックス入りなので、贈り物にもおすすめです。
今回の限定版「シュマン-ANoTHER IMPERIAL HOTEL-」はケーキの生地、トッピングにも白ごまを使用。そしてごま餅、生チョコレート、アーモンドなどがシックにあしらわれています。ティータイムやお手士産としておすすめです。

ANoTHER IMPERIAL HOTEL(帝国ホテル)






【総合評価】
すべてに帝国ホテルの哲学と岩柳氏の美学が貫かれた、帝国ホテルの名にふさわしい品。
理屈抜きで「一流とはこういうこと」と納得させる圧倒的な『本物』感が見事。
【梱包・パッケージ】
段ボールをあけるとふた部分にメッセージとロゴ。梱包箱まで特注というこだわりにまず驚き。さらに、絶妙の力加減で台紙に貼られたビニール1枚で商品がしっかりと固定されるよう工夫された仕様にまた驚かされます。最高の状態で品物を届けたいという想いを細部にまで感じました。
【限定シュマン】
宝石のようと称される「パルフェビジュー」で知られる岩柳氏の本領発揮にして面目躍如たる焼菓子。
岩柳氏の感性が詰まったビジュアルは、ただただ美しい。ケークにはお馴染みの生チョコ、アーモンドなどの洋素材に加え、白ゴマやごま餅など、洋菓子ではあまり使わない、和の素材をトッピングと生地に使用。適度なきめ細かさと気泡を含んだ生地はしっとりと滑らかで、かつ軽やか。和と洋のトッピングを、それぞれに生地と味わうことで、和と洋、異なる味わいに。緻密に計算されたその構成にプロの仕事を感じました。これ、もはやスイーツではなく「作品」です。
【サブレ フランボワーズ】
フランボワーズの香りは淡め。その分、バターの香りがたっています。バターの香りを感じながらザクザク食感を楽しんでいくと、奥からフランボワーズの酸味と香りがじんわりと立ってきます。サブレ自体のおいしさを伝えたうえで、フランボワーズ味のサブレのおいしさを教えてくれる。サブレの魅力を伝えたいならまずはこの1枚を。
【サブレ ショコラ】
味、香りともショコラが立っている、主張のはっきりとしたサブレ。甘さの中にスパイシーさを感じる香りとカカオのほろ苦さは、甘いものは苦手という男性にもおすすめしたい大人のサブレ。
【フィナンシェ】
中心部から淵に向かって濃くなっていく美しい焼き目は間違いのないおいしさの証。しっとりと弾力のある生地は、噛むほどにバターが染み出してくるよう。美しい菓子はおいしい、という私の信念を裏付けてくれるフィナンシェでした。個人的には、リベイクしてバターの味と香りをしっかり立たせてから食べてほしいです。
【マドレーヌ】
軽くふんわりとした口当たりと、そこに寄り添うような淡いバターの味と香り。誰もが食べやすい軽やかなあと味、すべてがお手本のようなマドレーヌ。
【ケーク ナチュール】
発酵バターを使用した生地の香り高さと口どけの良さが秀逸。優しくやわらかな印象に反して、ひと口で作り手のレベルの違いを悟らせてしまう力強さに、また「さすが」と思わさてしまいました。